◆青山プロダクション社長で敏腕プロデューサー、昭和なオヤジ工藤と、部下で秘書兼プロデューサー元野球少年で直球な良太のすったもんだラブ♥。京助と千雪、藤堂や佐々木ともリンク。登場人物は下にあります。
※数字はエピソードの順番です。若干変更があります
「Summer Break」の後、「何となくクリスマス」の前になります。
相変わらず互いに忙しい日々を送る工藤と良太だが、大御所俳優山内ひとみと今人気急上昇中の天野右京をレギュラーに迎えての来年早々放映予定のドラマ『検事六条渉』の撮影が始まり、ドキュメンタリー番組やスポーツ番組にも関わっている良太は段々工藤の領域に近くなってきたのではないかと思ってぞっとしている。そんな時出番は多くないが準レギュラーとして出演する小宮山の怪しげな行動に気づいた天野から状況を聞いた良太は頭を抱えることに……R18。ちょっと夏を飛ばして季節は秋になりますがどうなりますやら。
夏、猛暑、の中、青山プロダクションの社員や家族ご一行様は、親睦会を兼ねて軽井沢で休暇を楽しみます。 アスカが花火が見たい、とごねたのが発端で、青山プロダクションの今年の親睦会は軽井沢で開催することになったのだが、花火大会は旧盆の真っただ中。工藤の文句もなんのそのと帰省ラッシュや人ごみに突入するしかなかった。
「春雷」の後になります。
春の陽ざしが青山プロダクションのオフィスにも降り注いでいる。社長の工藤は出張中だが、軽井沢の平造から届い宅配便には手作りのジャムや蕎麦、ワサビなどが入っていて、鈴木さんや森村も喜んで、美味しいパンを買って来て食べようなどと和やかな時間が過ぎていく。そろそろ裏庭の花も見頃だという話になり、東京もまた花の季節を迎えていた。……R18
「花さそう」の後になります。
早朝からドラマのロケの撮影があるというのに、夜中に工藤に強襲された良太は、出がけに鏡を見て首筋に痕を見つけると、とっくに出かけてしまった工藤に文句を言った。朝イチの新幹線で大阪に向い、週末はそのまま関西空港からCMプロジェクトのためにオーストラリアに発ってしまう工藤のことを思えば、文句も尻すぼみではあるが、その夜、東京に研修に来る妹の亜弓とあうのに、そんな痕など見つけられてはたまったものではない。……R18
「春立つ風に」の後になります。
昨年も参加した京助主催の軽井沢でのスキー合宿に、今年も良太やアスカ、秋山をはじめ、小笠原や森村のみならず、珍しく工藤までが参加すると言い出し、青山プロダクション一行は車数台で金曜の夕方東京を出発した。工藤が参加を決めたのは、良太と親しい人気俳優宇都宮も参加すると言い出したからだ。去年は沢村と佐々木のことでちょっとしたセンセーショナルな一件があったが、今年は軽井沢にある工藤の別荘を管理している平造の誕生日イベントを翌日行うことにしているし、何ごともなく無事終わればいいのだが、良太は何やら起こりそうな予感がして……R18
■春立つ風に(工藤と良太46)
「寒に入り」の後になります。 ………。(R18)
★下記同人誌は、リンクする他作品との兼ね合い、時系列等に合わせて割と修正し、冊子としてまとめました。よろしければご覧くださいませ。(R18)
●お前にだけ狂想曲9
風そよぐ(工藤と良太36)
●お前にだけ狂想曲8
夢のつづき・花びらながれ・花を追い
●お前にだけ狂想曲7
バレンタインバトル・いつかそんな夜が明けても・ある日の午後・逢いたい・月の光が静かにそそぐ
※お前にだけ狂想曲7は、月の光が静かにそそぐ、以外、訂正はしておりますが、「お前にだけ狂想曲4」と同じタイトルです。
※お前にだけ狂想曲1-5 は再編中です。
下記は、再編前の既刊になります。
■お前にだけ狂想曲1(工藤と良太1~5) 工藤と良太の出会いからのエピソードです。
・1 お前の夢で眠ろうか ・2 やさしい春 ・3 お前にだけ狂想曲 ・4 vacances ・4.2 cat&dog ・4.3 BUON VIAGGIO! ・5 Moon Light
■お前にだけ狂想曲2、追加修正し冊子としてご紹介しています。
・6 Winter Time ・7 清 風 ・8 Dangerrous Night ・9 静かな夜には
・9.1 Stand by …(未) ・10 夏休み ・11 ひとことでいいから ・12 春の夜の
■お前にだけ狂想曲3、追加修正し冊子としてご紹介しています。
・13 夢ばかりなる ・14 願いごと ・14.2 花の宴 ・14.3 上弦の月
・15 BLUE MOON ・16 Isla De Pinos ・17 ぶなの森 ・18 ほんの少し届かない
■お前にだけ狂想曲4、追加修正し冊子としてご紹介しています。
・18.1 勝手にしやがれ ・18.2 明かりが灯るころ ・19 雪のデカダンス ・19.2 限りなく傲慢なキス ・19.4 バレンタインバトル(未) ・20 いつかそんな夜が明けても ・20.2 ある日の午後 ・20.3 逢いたい
★主な登場人物(※数字は年齢ですが、話によって違うので目安です)
・工藤高広 43 青山プロダクシヨン杜長。冷酷非情といわれたクールガイ。190近い長身、鍛えられた体躯。広域暴力団中山会現組長の甥というダークな生い立ちで、ヤクザを嫌う。
・広瀬良太 28 青山プロダクション社長秘書兼プロデューサ兼運転手。T大法学部卒、野球部エース。一直線な性格。工藤に怒鳴られつつも負けず嫌いで打たれ強い。
・小林千雪 33 ミステリー作家。T大法学部研究室助教。黒縁眼鏡でダサいオヤジと知られるがその実超美形。
・中川アスカ 29 青山プロダクション所属女優、モデル。勝気で我侭だが結構正義感。
・下柳幸一郎 44 ディレクター、フリー。工藤のMBC入社時からの悪友。穏やかでやさしい。
・藤堂義行 35 代理店プラグイン社員。甘いマスク、長身でスマート。切れ者だが、お茶目。良太を気に入っている。
・山内ひとみ 42 大物美人女優。以前工藤と付き合っていたが、今では悪友。
・綾小路京助 36 傲慢な正義感。千雪の恋人。T大法医学部研究室助教
・佐々木周平 34 業界関連のデザインを手掛ける美貌の天才クリエイター。
・沢村智弘 28 関西タイガースの天才スラッガー。球界きってのイケメン。キッズリーグの頃からの良太のライバル。
・大塚平造 元中山会組員で工藤の曽祖父母亡き後、ずっと工藤の面倒を見てきた老獪
・小田和義 43 弁護士。青山プロダクション顧問。工藤の大学時代からの同窓で友人。真面目。
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