お前の夢で眠ろうか 33 back next top Novels 「なるほど…」 「それより」 やおら立ち上がった工藤が手に提げているのは救急箱だ。 「食ったら、尻を出せ」 目を丸くしている良太に、工藤は続けて、 「手当てしてやる」 「んなもん、いらねー!!」 ユデダコのようになって良太は抗議する。 「遠慮するな、今さら俺達の仲で」 いたずらっぽそうな笑みを浮かべて近づく工藤に、良太はヘッドボードへと後ずさる。 「来るなっ…来るなっ、エロシャチョー!」 back next top Novels にほんブログ村