夢のつづき8

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 そうだと言いそうになって、良太は思わず顔を赤らめる。
「いえ、だから、年やからだのことも考えてほしいと……」
「なるほど、寂しいよな、それは……」
「そういえば、藤堂さんに教えてもらったネットワーク構築、何とかうまく機能してますよ」
 時々ドキッとすることを藤堂は言うので、良太は話題を変える。
「お陰で、工藤のフォロウもここにいてできるようにもなったし」
 以前のネットワークをやめて、藤堂に指南してクラウドを活用したネットワークに切り替えたのだ。
 どうしてもパソコンに弱い谷川以外は、どこにいても社員それぞれのパソコンからセキュアにアクセスし、プロジェクトごとにデータを放り込み、オフィスから良太がチェックし、進行状況を管理、確認しながら進めていく。
 案件が成立すれば、鈴木さんが経理用のデータベースに追加する、というわけである。
 工藤はここのところ小さなイベントからビッグプロジェクトまで片端から立ち上げてメインサーバに放り込み、いくつかまとめて自分で処理しているのだが、良太はその中からまだ進行途中の案件などを勝手に引き取り、スタッフや会場の手配やら細かい作業を処理していた。
「なるほど、さすが、良太ちゃん」
「なんか、藤堂さん、俺のことバカにしてない?」
「まさか」
「ほんとかなー」
「してたらわざわざ、ここにきたりしないよ。君は冷静に対処すれば何事も解決する頭脳を持っている。ただちょっと、かっとなると直球勝負なところがあるから、抑えられればバッターアウトだが、打たれたら場外ホームラン、ってとこかな」

 


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