Tea Time 18

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 ホテルの宴会場での打ち上げが終わると、ほろ酔い加減の勝浩はカラオケの誘いをパスしてコテージに戻ってきた。
「ただいま、ユウ」
 やっと帰ってきたとばかりに出迎えるユウを撫でてやると、安心したのか、ユウは自分の居場所に戻ってうずくまる。
 『動物愛護研究会』の活動も続けるつもりでいるので、いっそ武人の好意に甘えてミニを譲ってもらおうかなどと思いながら、風呂につかってベッドに腰を降ろした途端、携帯が鳴った。
「…あ、こんばんは……」
『発表、終わったのか?』
 もしかしたらと思った相手、幸也の声に、未だにドキドキしてしまう。
 無事終えて、あとはあちこちユウと歩いたりしてのんびり過ごしていると勝浩が言うと、
『軽井沢かあ、いいなー俺も一緒に行きたかったなっと』
「ゼミ合宿ですから一応」
 勝浩はクスっと笑う。
『勝浩くんてば相変わらず真面目くんだからなー。な、な、今度、山中湖あたり行かないか? 都会の喧騒を離れて、一週間くらい、どうよ? 二人で。ああ、もちろんユウも一緒な』
 二人で。
 そんな言葉に勝浩の心臓はまたぞろ飛び跳ねる。
「いいですね。でも猫ちゃんたちどうすんです?」
 極力声がうわずらないように、勝浩は聞き返す。
『やつらはタケにでも世話頼んでおくさ』
「またそんな~」
 笑っている顔が電話越しに伝わってきそうだ。
『そういや、誰かに乗っけてもらったのか? ユウも一緒だし』
「あ、車、借りたんですよ、タケさんに」
 一瞬間があった。

 


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