Tea Time 57

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「おいおい、そりゃないよ~ 勝っちゃん~」
 蜜月状態の二人のせいで少々迷惑を被っていたのは、つき合わされて遅い晩ごはんをようやくもらったユウだろう。
「そうだ、ミニ、タケに返せよな」
 思い出したように、幸也が言った。
「え……だって、俺、やっと慣れてきたのに」
「そんなにミニがいいんなら、俺がプレゼントするよ」
「無駄遣いはやめてください」
「何でお前にプレゼントするのが無駄遣いなんだよ。俺は………」
 ユウはまた始まったとでも思っているかもしれない。
 それでも大切な勝浩が幸せそうに笑っているのは嬉しいのだろう、ユウは静かに自分のベッドで丸くなる。
 平和な満月の宵であった。

      ――― おわり ―――

 


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