キングサイズのベッドは男二人の重みで軋んだ。
「冗談じゃないぞ…一平…」
しばらく抵抗してみるが、ガテンなバイトで鍛えた体に腕を突っ張っても、何の役にも立たない。
唇を塞がれて、尚手や足をばたつかせていたが、しばらくして抵抗するのをやめた。
無駄な労力を使っても疲れるだけだ。
「ちょ、待てよ、お前…」
元気の体をベッドに押しつけたまま、コートを脱ぎ捨てた一平は、元気の抗議にはてんで耳もかさず、一平は元気の着ていたセーターを剥ぎ取るように脱がせてしまう。
「おい…一平! 俺はもうお前の気まぐれにつきあうつもりはないぜ」
「…るせーなー」
一平は再び元気の唇を噛みつくように塞ぐ。
「……んっ!…」
性急な指は元気の弱いところを忘れてはいなかったようで、着実に攻め立てる。
やがて体中が蕩けるように柔らかくなった頃、転がすようにうつ伏せにされた。
「待て待て待て! 本気で入れるつもりならゴム着けろよ! 第一こんなこともう長いことやってねーんだからな、俺は」
最後のあがきでベッドに頬をつけたまま元気は力なく喚く。
ちっと舌打ちし、一平はどうやら元気の言い分を聞き入れたらしいが、一平が押し入ってきた時、記憶にあるよりもはるかにすさまじい痛みに一瞬気が遠くなりそうになる。
仕方なく少しでも痛みを和らげようと元気は腰を少し上げた。
こうなったらさっさと終わらせるしかない。
「…うあっ…あっ!…」
そんなことを考えていた元気だが、一平に揺すぶられて火がついてしまった体は、貪欲に快楽に溺れていく。
目の前の悦楽を見て見ぬ振りなどできなかった。
「はああっ……あ……!」
幾度も突き上げられ、そのたびに元気は上ずった声をあげた。
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