「あっちだってギブアンドテイク、わかっててつき合ってんだろ」
「女の本心ってのはな、力くんに振り向いてもらいてぇに決まってっだろうが」
「フン、知るかよ」
イライラと言い返した力の前で、テーブルの上の携帯がまた鳴った。
「啓太、どした?」
『ち、力! 東が…東が』
力はいきなり立ち上がった。
「どこだ?!」
力は場所を聞き出すと、学ランのままヘルメットを掴んで店を飛び出し、外に停めてあったバイクを雨の中へと走らせた。
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