「ちょ、何や! 離せ!」
「もうダメだ、俺」
「はあ?」
千雪は自分を見上げる京助を睨みつける。
「千雪ちゃんが珍しいことしてくれるから、俺の息子がのっぴきならないことになっちまってる」
「…………!!! アホか! んなもん、自分で何とかせえ!!!」
振り切ろうとして上げた千雪の足をすくい、京助は倒れ込んだ千雪をそのまま背中からTシャツを掴んで引っ張り込み、うつ伏せに組み敷いた。
「冗談だろ? 二人きりで、布団の上で」
千雪に拒絶され、距離を置かれて、しかも工藤などという男に千雪を取られ、京助の中で抑え付けていたものが千雪への恋情と共にここで一気に噴出した。
「やめ……!! この、エロ野郎!! 風邪引いてるから思て、優しうしたったら、つけ上がりよって! 離せて!」
千雪は京助の手から這い出そうとして、逆にパンツを取られる。
「この状況で、無理に決まってるだろ」
おどけた台詞を言い放ち、京助は色悪のような笑みを浮かべる。
息を荒げて力ずくで千雪の動きを封じ、京助はその身体をひたすら弄った。
「……ああっ、っもう! やめ………」
腰を持ち上げられて、千雪は最後のあがきで逃れようと抵抗してみるが、京助は許さない。
身体を繋いで、揺さぶりながら千雪に声を上げさせる。
「京助……きょ……あっあっ………!」
千雪の声が次第に甘くなる。
京助はこれまでさわらせてもらえなかっただけ、さらにその身体を責める。
激情の波が引いても、京助は千雪の髪をかき回し、身体を弄りながら、唇をつけた。
「………工藤もお前も、人を何やと思うてるのや! 俺は抱き人形やない!」
動く気力さえ失せて、千雪は目を閉じたまま、自分を離そうとしない京助に悔し紛れの言葉をぶつけた。
「てめぇ、あんなエロオヤジと俺を一緒にすんじゃねぇ!!」
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